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赤レガ紀行−(旭川)2003.8.12〜18・家族ではじめての北海道!


子供が2人できて、家族での帰郷は初めて、そして私にとっても2年ぶりの帰郷となりました。
転職先の長期休暇は盆と年末年始、いままでのような空いているときの帰郷は無理なのですが、今年は所要で帰らなくてはなりません。

それも家族での移動ということで個室が必要条件。往復のフェリーの予約は戦場のようでした(特に復路)。2ヶ月前からの予約開始だったのですが、朝9時から電話しても中々繋がりません。それでも行きは8/12発の大洗〜苫小牧便の和室を何とか抑えました。復路については電話が全く繋がらない状態。仕方なく8/17発の苫小牧〜仙台便をキャンセル待ちするとともに、念のため同日の苫小牧〜八戸2等を抑えました。雑魚寝は妻や子供達に強制できないので、飛行機で帰宅させることにして、帰路は1人での長丁場を決意していたのですが、7月になりキャンセルが取れました(特等洋室!でも太平洋フェリーの“いしかり”でしたし、八戸便に飛行機代を足すよりは安い)。とりあえずホッと一息、でも妻の船酔いがとっても心配!!

8月12日〜13日(晴れ)
会社を半ドン(といっても14時)で切り上げ、自宅に帰り荷物の積み込み。4人分の荷物は半端ではないですね。17時に自宅を出発し桜土浦ICから常磐道に乗り、一路大洗へと向かいました。友部SAで夕食を取り、大洗港へは21時には着きました。


乗船手続きを済ましてフェリーに乗り23時59分に出発となりました。苫小牧港着は8月13日の19時50分、20時間も船に乗るというのは大変です。特にいつも乗っている太平洋フェリーと較べて船内施設が充実していないまで余計に感じたのかもしれません。
妻は船酔いで食事も出来なくなり寝たまま。でも、子供2人とのんびり出来たのは私にとっては有り難いことでした。そうそう、自宅からディズニーのビデオを数本持って行ったのですが、これが大正解。船内の貸し出しビデオは本数が少なかったので、暇つぶしにとても役立ちました。
下船したのは13日の20時、時間も遅かったので、すぐに高速に乗り旭川ICへ2時間かけて走り、22時に実家に到着!今日はバタン・キューでした。

8月14日(晴れ後一時雨)
朝食後、実家を出て母と一緒に美瑛〜中富良野方面にドライブ。妻と子供達(特に葵は)も丘を見るのは初めてで、とても感動していました。美瑛の丘は何度見ても毎回違う顔を見せてくれます。美瑛散策のあと中富良野の富田ファームへ行き花畑とラベンダーアイスを食べ満喫。昼食は上富良野の高台にあるイタ飯屋さんで美味しいパスタ&ピザを摂り、午後は父の入院している病院へ面会。大きくなった葵と初めて見る彩夏に父も大満足そうで、帰郷して良かったと本当に思いました。

 

8月15日(晴れ、但し山は雨)
今日はリニューアルした旭山動物園に行くことにしました。出発は10時、動物園近くまでは順調でしたが入口付近から大渋滞!もっと早く出ていれば良かったと悔やむことしきり。待っても無理と諦めて動物園は明日に順延し、母の勧めも有り“旭岳”に行きました。急きょ行き先を変更したため運動靴を履いているのは私1人。母も妻も子供達もサンダル(^^;;;
ロープウェイで姿見駅に登り、近くを散策したのみ。

途中、良い形をした石が沢山あり手が出ましたが、国立公園内ということで持ち帰りは厳禁、なくなく見るだけにとどめました。
約1時間半後に再びロープウェイで下山したところ、上は霧だったのが下の駅は土砂降り!昼食を駅構内のレストランで済ませ(今回は道内で食べた最初で最後のラーメンでした)、お土産を購入。私は家に張りたいアルミ製の黄色い大型看板“動物保護地区”と“熊出没注意ガラナドリンク”を自分のために買いました。
14時に帰宅後、母と妻たちは母の畑に体験入場。葵は初めての畑に怖かった虫をも克服し、頑張っていたようです。私は1人で病院に面会に行き、その帰りにヤマダデンキ旭川店に出向き全自動洗濯機などを買ってしまいました(実家の洗濯機が古かったので偶には親孝行!でもLG製...)。

8月16日(晴れ)
前日の雪辱戦、旭山動物園に8時30分に出発!9時の開園なのに正面駐車場は満車、私達は東門の駐車場に駐めました。ところで動物園の周りに駐車場が沢山あり、誘導する人たちが沢山いるのですが、これは有料民間駐車場なのです、正面駐車場までは何となく胡散臭い気がしたので問題にしなかったのですが、正門から東門までの距離が結構あり惑わされそうな駐車場が多かったです。“わナンバー”や“他地区ナンバー”が多く駐めていたようですが、動物園の駐車場は無料で、特に東門は台数も入るので注意して下さいね。

入園料は市営ということもあり格安!それもベビーカーが無料です。園内は正門から入ると山に登るようになりますが、東門から入ると逆に下ります(ということは帰りがきつい?)。
定番のキリンやゾウなども見ましたが、新しく出来たシロクマ館と猛獣館、それにペンギン館が目当てです。

シロクマ館は透明な金魚鉢をひっくり返したドームからシロクマを直に見ることができるのですが50分待ちの長蛇の列、諦めて普通に見ましたが、それでも水槽下まで館内から見られます。目の前にシロクマが居て大迫力でした。 猛獣館はライオンやトラ、ヒョウなどが目線だけではなく上からも下からも見ることができます、特に見上げるとヒョウが金網に寝ている姿を見ることが出来たのが印象的でした。
ペンギン館は並んで館内に入ると水槽の中に透明なトンネルが作られていて、ペンギンの泳ぐ姿が下から眺められます。これも子供達に好評でした。流石に盆休みということで園内は超混み具合でしたが、全て見ることができました。


自宅に帰り夕方、皆で畑に出かけました。明日帰宅するにつけ、土産として母の作った野菜を沢山取って来たのですが、畑2日目ということもあり娘のハッスルぶりは凄かったです。


8月17日(晴れ)
長くて短かった実家での生活も最後、午前中のうちに親孝行の一つとして?明日退院してくる親父のため?庭のテーブル・椅子セットの再塗装や網戸の修理などを行い、昼食後に実家を後にしました。
苫小牧までの帰路は、カムイコタンから上砂川町を通って奈井江ICから道央道に乗ったのですが、札幌JCT前で事故があったので途中で高速を折り、札幌南ICより再び高速に乗り何とか18時前に苫小牧に着きました。


今回の船は、何度も乗った太平洋フェリー。勝手が解るし船内も楽しめてそのうえ妻も船酔い無しで仙台に着くことができました。

8月18日(雨)
朝方、目が覚めたころから雨が降り始めていました。9時に仙台港に着き、墓参りと市内観光・昼食を済ませて東北自動車道に乗りました。やはり盆のラッシュに巻き込まれ、郡山から常磐道に抜け帰宅したのは19時となりました。

初めての家族での帰郷ということで、私の自由時間は無しに等しいものでしたが、その分は家族に北海道の良さを満喫させてあげられたと思っています。
来年もまた行く!と皆が言ってくれたのが、とっても良かったですね。
今度は富良野市まで足を伸ばしたいです。