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エンジン換装記D
試運転〜エンジンが燃えました!
やっと公道に出られた赤レガでした。
友人にECUセッティングをして頂いて試走してみましたが、当初心配していた低速トルクも問題無く、軽く吹き上がる良い感じにレガが仕上がりました。
暫定的にECUのROMを書いて頂き、高回転や高ブーストは抑えるようにとの指令が出ていましたので、回しては居なかったのですがレスポンスも良く、エンジン自体は良い出来だと思いました。作業自体は初めてでしたが、何とか出来たのは良い経験となりました。

しかし、草加市への帰路中で、私の赤レガのエンジンが燃えました。
燃えたと言っても、内燃機関ですから中で燃える分には問題ないんですが、エンジンルーム下側から火が出てしまいました。
高速道が渋滞していたため、一般道を通り八潮市を抜け草加市に入り、自宅からほんの数百メートル手前で起こりました。
自宅への最後の信号機手前でボディに揺れがあり地震かとも思いましたが、エンジンの吹けが悪くなって来ました。それでもエンジンは回っていたので、そのまま走って自宅に直線で50m手前でエンジンがストップ!

下を覗き込むと煙が立ち昇りエキマニから火が出ているではありませんか!!
震える手で車載していた消火器と町内会の消火器を使って消しました。危なかったのはキャニターの空気取入口(ホース)に火が移ってしまっていたので素手で取り去りました。 自身はそのために手に軽い火傷を負っただけで済みましたが、折角出来たエンジンがパァーになってしまったのです。


原因について
原因は、消防署の検証ではオイルパンに路上落下物がヒットして穴が開き、オイルが漏れた後にエキマニにかかり火が出たとの事です。
ただエンジン自体もピストンとクランクシャフトを繋ぐコンロッドが折れていました(友人に手伝って貰い、エンジンを開けてみました)ので、オイルが空になっていたことから、オイルの皮膜が無くなり、一瞬のうちにピストンが固着してコンロッドが折れたということも考えられます。
その日のうちにJAFを呼んで近くの修理工場である 盛田自動車整備工場さんへ夜10時頃に持ち込み、翌朝に消防署立会いで検証を行いました。

とりあえず外装は無傷だったのですが、今回は引越間際ということや火を見てしまって怖くなったこともあり自身で直すことを諦め、エンジンルームを含めて車両保険を使って修理することにしました。

使えなくなったエンジン(EJ20R)から、HAS−RALLYで売っていたGC8CのEJ20G(260PS仕様)を無理を言って盛田自動車さんに載せ換えしてもらうことにしました。
ハーネス関係は消化剤を浴びているので、クリーニングや交換となりました。
結局、1年間のエンジンいじりは、このような結果で終焉を迎えてしまいましたが、これも1つの経験となりました。
※1年間でエンジン3機購入したことになります。


    

    


2番燃焼室の折れたコンロッドとバルブが食い込んで削れたピストンの写真です。