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BFレガシィの短所?の1つとして、天井トリムが経年数により垂れ下がってくる事が多々あります。私のレガも同様で平成7年頃に薄らと下がってきてから、徐々に拡大しました。これを直すための試行錯誤を改めて纏めてみました。ちなみに現在の天井トリムは3代目になってます。
当初は、この修理方法すら解らなかったため、いろいろ試してみました。この経験を以下にレポートしてみたいと思います。


天井トリム補修失敗編(1997) 天井が落ちた!


2年程前(平成7年頃)から天井の内張(トリム)がルーフレールに沿った形で浮いてきました。当初は10センチ四方が何箇所か浮き上がった感じだったのですが、次第に症状が進行して今年(平成9年)に入ってついにトリムが頭に触れるほど垂下がってきました。

SUBARUのディーラーに問い合わせたところ、このクロスを使って3万円?位、新品と交換すると7万円?位かかると言われたので自分で直すことにしました。
※天井トリムを新品で購入した場合、表皮だけでなくASSY購入となります。部品番号94035AA050MB(\46,400)

※でも、殆どのBFが発生しているので、何故リコールにはならないのでしょうか(対象外か?)。
トリム表皮が浮き上がってきたのが薄っすらとわかります。

いざ、トリムを張り直すといっても(当時は)サービスマニュアル等もなく、注射器でも使って糊を染み込ませようとしたのですが失敗(糊が針中で詰まってしまう)。
結局トリムの横部分と窓上に沿ってカットしました。
切るのは一代決心でした!
カットしたトリムに接着剤を塗布し天井に接着することにしました。
接着材は最初セメダインハイコンタクトを使用したためトリム表皮にボンドが染み出してしまいトリム表皮がベトベトになってしまいました。
急きょ木工用ボンドに切り替えて作業を進め、襖飾(木製で漆が塗ってある襖用の飾り)でトリムを固定することにしました。これは、当初クロステープを使用する予定だったのですが、しばらくすると落ちて来てしまったので、苦肉の策でした。
そして作業を終えたのですが、トリムを浮いたまま放置していたので、縮んでしまったりカットした部分が捲れるなど、失敗に終わりました(皆さん真似しないように...)。

天井トリム交換(1997)
しばらくこの状態で乗っていたのですが、朗報が訪れました。TakebeauさんがBF解体車からトリム一式を手に入れてくれたのです!

作業は平成9年9月28日に行う事になり、待合場所の大黒PAに行きました。お手伝い頂く平成4年式ブライトンに乗る森(ひ)さんは到着しており、しばらくしてTakebeauさんがやって来ました。
Takebeauさんを先頭に3台で作業場所であるTakebeauさんの自宅に向かい、奇麗に補修&クリーナーされていた天井トリムに交換することになりました(Takebeauさんありがとうございました)

天井トリムに固定してある部品(ミラー・サンバイザー・各種照明)を取り去り、次にサイドトリムを取り外して行きます。作業は後側から行い、Takebeauさんに教わりながら、森さんに手伝って頂き天井トリムを外しました。まるでレガバンみたいになりました。

外した天井トリム裏側に付いていた防振・防温用ウレタンを入替用ボードに両面テープで貼付けて、いざレガへと取付けです。フロント部分から仮止し、外した時の要領で取付けをして行きました。
天井トリムが付いた状態です。

最後にサイドトリムを固定して完成です!作業は11時から始めて15時頃に終了しました。
まるで新車のようになり感謝・感激しました。

天井トリム補修(1997)
Takebeauさんに直して頂いた天井トリムですが、DIY店で売っていた住友3Mの「NORIO」を使用して修理頂いたのですが、 第1回サス交換会で、同糊が接着度が低く、後々天井が徐々に剥がれてくる事が分かりました。
確かに私のレガも一部が剥がれてきてしまったので、大晦日(この当時から大晦日も作業していたんだ/TANA)ですが修理することにしました。
DIY店で探してきたのが住友3Mの「77」でしたが、LEGACYメーリングリスト(ML)で某S氏から77よりも接着力が高い住友3Mの「99」を頂きましたので、今回はこれを使用しました。修理方法は前回と同じでサイドトリムは外しますが天井トリム自体はボディに付けたまま行いました。
剥がれてきた部分を一度めくり、99を吹き付けてヘラで皺が出来ないように伸ばしていきます。接着が終わったら、サイドトリムを取り付けて完了しました。スプレー糊を吹きすぎたのと、そのまま付けてしまったためトリム表皮に糊が染みてしまいましたが、とりあえず我慢するしかないかな?

天井トリム〜交換(1999)
補修したまま乗っていたのですが、たまたま仲間のガレージに同じBタイプの禁煙車(私も禁煙車です)が解体されるために入って来たので、天井トリムASSYを譲って頂きました。
この天井も例に漏れず垂れていたのですが、その場で手元にあった77スプレーを使い補修しましたが、たぶん私のよりも長い時間垂れていたためか接着していた部分と垂れていた部分の色が若干違っていましたが、それ以外の程度は良かったので、納得の上で取り付けました。

天井トリム〜修理(2001.1)
天井を交換してから1年が経ち、やはり77では力不足だったのか若干浮いて来ました。2000年10月に行った ラブ・レガ初のオフラインミーテイングで、LBFのM氏と、当HP常連さんの しげ@クロレガさんの同補修を行った時分、私も行おうと思っていたのですが時間が無く、暫く我慢していましたが、年も明けて3日に補修を慣行しました。

    
作業方法は全く同じ、天井トリムに固定してある部品を取り去り、次にサイドトリムを取り外し(今回はAピラーとBピラー部分は浮かせてあるだけで残しました)て行きます。 取り外した天井トリムを端から捲ります。今回は前側も補修することにしました。
捲った部分に99を塗るのですが、缶に書かれている取扱説明を改めて読むと「30秒程度置いてから」となっていました。そうです77の場合は直に張るのですが、99の場合はある程度粘着力を出してから貼るのが良いようです。
    

貼ってから、ゴムヘラで皺を伸ばして行くのですが、ヘラとあわせて使ったのは固めのブラシです(私はシート&マットクリーナー付属のマット用ブラシを使用しました)。擦り付けることによって粘着を強固にさせる試み。それにドライヤーで乾かすのと鉄アレイで浮いている箇所に重しをかけて(鉄アレイの接地面にガムテープを貼っておくと糊が鉄アレイに付着しません。)、十分に粘着させました。
あとは組み付けて完了です。