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ウルトラ・シリーズのクルマたち


科学特捜隊専用車

ウルトラ・シリーズ最初の「ウルトラマン」劇中で、科特隊の専用車として使われているもので、地上でのパトロールに使われる専用車。
武装はしていない。ベース(といってもシールを貼っただけではあるが)は「シボレー・コルベア」というリヤ・エンジン車。実は当時の円谷プロの社用車でした。
初代マンからセブンにかけてアメ車が使われた背景には、やはり国産車に対する信頼性が欠けていたための選択だったと思われます。
実際のコルベアは空冷の水平対向6気筒というスバル的なメカニズム持っており発売当時は爆発的に人気が出ましたが直進性が悪く危険なクルマという記事から人気は一転し、生産中止となってしまったドラマティックなクルマです。


ポインター

ウルトラ史上、最高傑作だと思います。
'58クライスラー・インペリアルをベースにした車体に表現されるシャープなデザインは 現代でも通用します。
基地から発進するポインター(実際に、首都高速が使われたという話も)は、とても格好良かったですね。
この未来的なスタイリングは、いまでも充分に通用すると思います。


中学時代に特撮にはまり、ブルマァク製のプラモデルを作ったりしましたが、一番記憶にあるのは1/20スケールの弾み車で動くプラスティクのおもちゃ。玩具屋を回り探して買い、中を分解して、忠実にレストアした思い出があります。

この他に「第28話700キロを突っ走れ!」では、ダンとアマギがベレットGTでレースに出場。地球防衛軍は、ニトログリセリンの数百倍の威力を持つ、高性能火薬“スナイパー”を開発、ウルトラ警備隊にそれを運搬する特別指令が下った。サファリラリーに憧れるダンのアイデアで700kmラリーに参加し、疑似輸送作戦を取ることになった。なんて話もありましたね。
2灯クーペのベレットが格好よかった。


MATビハイクル

新マンでは、MATのパトロール車として活躍したクルマ。
ベースはご存知マツダが作った世界で初めての量産ロータリーカー“コスモスポーツ”です。
リヤスポイラー(劇中ではスタビライザーと呼んでいます)を追加しただけですが、コスモの宇宙的デザインが特撮にマッチしていました。
画像をみると解るように、ホイールベースが短い前期を使っています。
低い車高に背の高いゴウヒデキ(団次郎)が乗るときは、窮屈そうでした。
この、ノーマルバージョンのほかに、リヤスタビライザーが無いタイプや迷彩カラーに塗装されたビハイクルなどもありましたね。


TACパンサー

パトロール用の車、パトロール専用車で重装備は搭載していない。
劇中ではTAC−02/TAC−07、2種類のプレートの車が登場。
ベースはトヨタ・マークUHT2000GSS。
当時はイマイとブルマァクの2社からMATやTACの戦闘機やモグラ系のプラモデルが発売されいたのですが、優等生的なイマイよりも、いびつなブルマァクが何故か好きでした。
ただ、車両に関しては何故か出ていなかったので、1/24スケールの実車モデルを購入して、塗装からマーク制作なども行なって作った思い出があります。中学当時のクラブ活動(スポーツ部とは別の授業系のクラブ)は“模型工作部陸上班”だったので、授業でプラモデルが作れる喜びがありましたね。


ウルフ777

ウルトラマンタロウになって、地味だった防衛隊の備品が、とてつもない派手で使えそうにもないデザインになったと思います。
時速300km/h以上で走る高速の攻撃用特殊車両というが、幼少時に「走っているうちに壊れそう。
パチンコ屋のような飾りが沢山付いているのも変と思っていたのは私だけだろうか。
ベースはトヨタ・クラウンHT2000SLを大幅に改造。


ラビットパンダ

レーザー砲やバズーカを登載したパトロール用特殊車両
ベースはバモス・ホンダというTN360をベースとしたRVの原型のようなクルマです。
でも、当時の軽にこのような重い装備は、エンジンは辛かったと思います。走るときに銃などが揺れてました。